定期的な湿気対策が重要
留守宅管理を依頼する場合に重要な要素はいくつもありますが、管理すべき内容として、かならず湿気対策は含まれていなければなりません。
常時締め切りにしている家屋内では、外気温との温度差によって結露が生じたり、湿気がこもってすぐにカビが繁殖したりしがちになります。
そのため留守宅管理においては、定期的に窓を開放して空気の入れ替えをするとともに、室内に除湿剤などをこまめに設置しておくことが求められるといえるでしょう。
もちろん立地条件によってその頻度はかなり異なってくるのは事実ですが、別荘地帯などは特に自然に恵まれている分だけ、寒暖の差がはげしかったり、過酷な気候であったりするケースが多く、注意しなければならないといえます。
また水分を一定量まで貯留するタイプの除湿剤を設置した場合には、廃液をみだりに流しや敷地内に捨てたりすると、建物の鉄やステンレス部分の腐食につながることがありますので、このあたりの理解がしっかりとしている管理会社などに依頼をすることもたいせつです。
留守宅管理サービスで家の経年劣化を防ぎましょう
高齢化したため、家主が施設に入ったり長期の出張などで家が空き家になってしまう場合があります。長い間、家を空き屋の状態にしてしまうと経年劣化してしまい家が傷みます。
経年劣化させないためには、留守宅管理サービスを利用する人が増えています。
この留守宅管理は、長期出張や入院などの数ヶ月家を空ける時に利用するサービスです。
住宅周辺の確認や郵便物の確認だけではなく、庭の草取りや木の剪定だけではなく、室内の清掃や家の窓を開けて空気の入れ替えを行ってくれます。家を留守にしても、家の管理をしてもらえば留守宅であることが周囲には分かりにくく、防犯対策にもなります。
留守宅管理を利用すればお金は掛かりますが、そのまま空き家の状態にしてしまい家が劣化してしまうことを考えればお金を払ってでも管理をしてもらった方が安心です。
今では、多くの留守宅管理サービスの会社がありますから、利用する前にしっかりと比較してから決めましょう。